ほうこうレポート

ほうようポケモン、こうもりポケモン。

就活引継ぎ記事

はじめに

クロサナです。
就活の質問リストとか、後輩に教えるかと思ったので書きました。
ポケサーの話じゃないので公開するか迷ったんですけど、誰かの役に立つかもしれないので。
文体も丁寧にする気がないのでめっちゃ雑です。別に怒ってる文体ではないので悪しからず。
そんなに真面目に就活やったわけじゃないので参考程度にしてください。
正直最後の質問リスト以外は読まなくていいかも。



あんまり自分からリアル話に関してツイートをしたくないものの、一人でも多くの人が楽になったらいいなとも思っているので、
もし参考になったら記事リンク張ってツイートしといてくれると嬉しいです。
自分から記事リンクのツイートを残すことは多分ないので。



目次

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学歴について

いきなりな話なんですけど、ここ拗らせてると就活中のテンション死ぬので。

ポケサーにいてわかったことの一つに、「学歴があっても何もできない無能もいるし、学歴なくても面白くて有能な人もいる」ということがある。
採用ガチャ引くときに、学歴高いガチャの方が当たりが出る確率がちょっと高いよ、くらいの認識を僕はしている。
ちょっとポケサーで人と会っただけの僕がこの結論に至っているので、恐らく各会社の人事もそれはわかった上で、参考程度に学歴は聞いているはず。
全体が100点だとすると5点追加される感じ。
絶対に合ったほうがいいのは確かだけど、採用するかの判断において学歴は比重が高くないと僕は思う。
これは逆に言えば、学歴とか関係なく中身で落とされるということも伝えておきたい。
学歴があるからで調子乗るのもダメだし、落とされた原因を学歴がないせいにするのもダメだと感じた。

他にも、高学歴限定!なんて言ってる就活イベントが結構あって心がえぐられる人はいるかもしれない。
これについては、参加した体感だがタメになったイベントは一個もなかった。
高学歴限定でライバルが少ないかも?みたいな箔つけないとやっていけない弱小団体だからイベントの質も低いのかもしれない。
ただの煽り文句なのであまり気にしないほうがいい。



ただ、僕自身は学歴の恩恵をむちゃくちゃに受けられた。
それが大学のキャリア支援センター。
インターンも一個もやってない、就活こけた僕でも職にありつけたのは間違いなくキャリア支援センターのおかげだったと思う。
就職先の業務内容なんかどこでもいいと思っている人々にとってこれは救いの存在だった。
このキャリア支援センターが集めてくる企業のパワーが学歴に比例している点で学歴は偉大。
もっともこの恩恵は以下のように両方代替可能なので、学歴は特権ではないと感じる。

  • 企業探しは自分で頑張ればいい→学歴は必須ではない
  • 推薦云々はインターンでアド取っておけばいい→学歴は必須ではない

学歴は有利にはならないが、楽にはなる
が結論だと思う。
私はこの排出率が低いガチャ出身ですが、ちゃんと当たりですよ!って言えればよし。

インターンっていった方がいい?

よく聞かれるやつ。
気持ちはわかる。早くから動くの面倒だよね。

※僕はインターンやってない勢なので、推測でものを語っています。注意。

この結論としては
志望が既に決まっているならやり得
学歴がないなら適当な企業でも行っておいた方がいい
だと僕は思っている。


インターンを受けるメリットは主に2つ。

  • 本選考がむちゃくちゃ有利になる
    • 働きぶりを知ってるので当然企業視点も採用しやすい。
    • 学生視点でも、仕事場の雰囲気みたいな踏み入ったところまで志望動機にできるのでもう最強
  • 仕事経験が積める
    • 志望業界がある場合、業界で実際に働いた経験は何よりも強い。
    • バイトとかいうゴミみたいな話より、実践に近いガクチカが手に入るので、ガクチカ難民は必須


これらを考えると、インターンは情報収集と推薦権利獲得の2つの側面が存在する。
業界の情報収集という側面では生の情報が手に入るので、志望が決まってる人的にはやり得。ガクチカない人もやり得。
推薦権利獲得は学歴によるメリットと同じものなので、志望がある人もない人も嬉しい。
というわけで上の結論になった。


逆に言えば、さしたる志望もなく学歴とガクチカはあります、みたいな人は別にインターンやらなくてもギリ耐える。僕はキャリア支援センターで耐えた。
こんな人ほとんどいないのでやったほうがいい。

企業研究/業界研究ってなんだよ

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就活の内容としてよく聞くやーつ。
いまいち僕も分かっていないので、あんまり鵜呑みにはしないで他の人の業界研究のやり方も聞いてください。

これは一言でいうと
「世界中どこ探してもお前じゃなきゃダメなんだよ!」と告白するための準備
だと僕は解釈している。

それぞれやっていることは以下の通り。

  • 企業研究
    • その企業のどこに自分が惹かれているのかを考える作業。
    • あなたのここが私にとって好きポイントです!を考えることで、告白の方向性を決めていく。
  • 業界研究
    • 他企業との差別化をする。
    • この好き条件1を満たす企業でいうと、他にこれがある。でもこの企業は好き条件2を持ってないから、やっぱり全部持ってるお前が一番好きだよ。 ←こんな感じのことを言えるようにするのが業界研究。多分。


ストレートに告白文章を考えるのが、企業研究。
むちゃくちゃマイナーポケモンを持ってきて、これとこれとこれを全部満たすのはこいつだけです!
とポケ徹育成論じみたことをするのが業界研究。


この考え方に基づくと主に志望動機の深堀りに関わる部分になるので、全然初期からやるもんではないと僕は思っている。
ただ、実際は最初の方から業界研究して業界選ぶのに使うよ!みたいな言説も聞くので、よくわからん。
いずれにせよこの考え方は就活終盤で志望動機を考えるのに役立つので覚えておくと多分いいと思う。

適性検査の勉強ってなにすればいいの?

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適性検査は、知識でいうと中高生レベル程度の問題を無限に解かされる。
知識こそ必要ないものの、論理的思考力だので地頭が要求される。
センター試験が得意だった人はそんなに勉強しなくても行けると思う。

僕は簡単な問題を捌くのが得意な方だったので、正直な話ほとんど無対策だった。
センター試験レベルの確率の問題とか、若干忘れている知識があったのでそれを復習しただけだった。
やってよかったのは
実際に適性検査を何回も受けること。
初期段階から意識はしていたので、適性検査付きのインターンや早期選考はそれなりに申し込んでいた。
普通に模擬試験みたいなのを受験するとお金がかかるものの、実際の選考を踏み台にすれば費用は企業負担なのでとてもお得だった。

センターが苦手だった人は多分苦手なので、なんか適当に一冊対策本を買って勉強しておいた方がいいかも。
それでも本よりは実践で時間感覚をつかんだ方がいいということは覚えておいてほしい。

ESが上手く書けません助けてください

ここではネタがないというより文章を書くのが苦手という人向けの話をする。

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一文一メッセージ

まず最低限意識したいのが
「一文一メッセージ」
これだけ覚えて帰ってください。
これはどういう意味かと言うと、以下2点の意味がある。

一文で二つ以上の事柄を伝えようとするな

主に文章が長くなって読みづらくなる人のための忠告。

例題

私は(過去の経験)があって(志望動機)と思っています。
↑過去の経験と志望動機の二つのメッセージを一文で伝えようとしているので、ダメ。わかりづらい。ばか。
~~~~~修正~~~~~
私には(過去の経験)があります。このため今私は(志望動機)と思っています。
↑ふぁぼしました!

「こういう出来事がありました」「今僕はこう思っています」といった、伝えたい内容が一文に複数あると、文章が何を言いたいのかよくわからなくなりがち。
文章を区切って接続詞で繋いであげれば、前後の関係も含めて全く同じ意味で読みやすい文章にできるはず。
接続詞がかなり大事なので、意識して使ってみるといいと思います。

伝えたい内容が全くない文章を作るな

主に文字数足りないよーって人/文字数多すぎるよーって人向け。
余計な文章でかさ増しされていると、内容薄っぺらくなって死にます。
2つの文章で伝えている内容が実は同じではないかとか、伝えている内容が被っていないかとかは要チェック。
そこで文字数を浮かすと、別の内容を入れられるのでその分中身の厚さアップ。
文字数足りねー(書く内容ありすぎ)って人は、本当にその文章の内容が必要かどうかを考えてみると上手く行くかも。
逆に文字数多すぎ(書く内容ない)って人は、まず伝えたい内容が足りていません。核になる内容を考えてみるといいと思う。

話の流れを意識する

俗にいう文の論理的関係ってやつ。

例題

  1. 例えば、(志望動機)←これを伝えたいとする。
  2. この志望動機に至った自分の考えがある。 (人生の理念)
  3. こういう風に考えるようになった経験がある。(過去の経験)

↑これをがんばってまず整理する。

↓これらを時系列に沿って並べてみると、こう。

  1. (過去の経験)を過去にしました。
  2. この(過去の経験)を受けて、(人生の理念)と考えるようになりました。
  3. この(人生の理念)を就職活動に当てはめた結果、今(志望動機)と思っています


話の流れとは、「そう考えるようになったきっかけの経験」まで遡って、そこからの思考の順番のこと。
話を始めるときには、誰でもわかる客観的な事実から。
そこから自分が描いた道を一つ一つ伝えると流れが分かりやすい話になると思う。
大事なのは2つ。

  1. 読み手が物語に入る入り口を作る。
  2. 読み手が途中で落ちないように、きちんと地続きにする。

その他細かい話

フォーマルな文体

なんか軽い文章になってしまうときの対策。

  • 正式名称を使う。
    • バイト→アルバイトとか。
  • 同じ語尾を連続して使わない
    • ~~ます。~~ます。~~ます。←なんか読むと単調に見える。
    • 「~~ます」を一つ「~が(名詞)です。」に変えたりとか、文末に変化をつけるといい感じになる。
  • 曖昧な言葉を使わない
    • 「さまざま」「きちんと」「しっかり」
    • 具体的な内容を書くか、思い切って抜いたほうがいいです。
  • 「やはり」を使わない
    • やはりっていうと、なんでそう思ったの?ってツッコまれるため。
    • やはりって使いたくなったら、それほんと?なんで?って自分に聞くと、説得力ある文章になります。
  • あんまり強い言葉を使わない
    • 御社であれば絶対に成し遂げられます。 ←絶対とか。
    • マジで弱く見える。なんかこいつ浅いわってなる(偏見カモ??)。
だである調?ですます調?ガチ敬語?

これは正解のない宗教だと思う。
個人的にはですます調を推したい。

どれも正しい面がある。

  • だである調
    • 言い切りの形を取るので、文面で伝わる熱量がかなり高い。
    • 文が一番短くなる。
  • ガチ敬語
    • 敬語がしっかり喋れる=ビジネスシーンの教養があるイメージになる
    • 知らない目上の人に対して話すことを想定すればこの文章になる。
  • ですます調
    • 中間択。無難。


以下僕の見解

  • だである調
    • 文面パワーの高さは言葉選びで何とかなる
    • そうすると、こいつ上から目線だな印象がつくデメリットが目立つ
  • ガチ敬語
    • 文字数もったいなさすぎ。
    • 慇懃無礼にも映りかねないのでは?
    • (ビジネスシーン全然ないからガチ敬語あんま得意じゃない)

というわけで、ですます調を選択していた。
これは好みだと思います。
まぁ困ったらですます調の適度な敬語でいいと思う。

文字数カウント

書くときの媒体はこれがオススメ。
文字数がリアルタイムでカウントされるので、むちゃくちゃ文字数調節やりやすい。
ao-system.net

面接で上手く喋れません助けてください

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僕も喋ること自体はできるものの、咄嗟の質問に上手く返せるような柔軟さがないので、よくわかる。

事前準備

上手く喋るためには内容を予め把握しておくのが一番いい。
準備内容は主に2つ

  • 想定質問と返答を考える
  • 返答を声に出して読む

想定質問に関しては、この記事の最後に示す質問リストで困ったことはなかった。
一回も使わない質問もほとんどなかったと思うので、後ろに書いてあることを全部やっておけば大体困らないはず。

読み上げるのはかなり効果を感じた。
一人でZoomを開いてパソコンの前で独り言を言っていたが、言ってみると結構言葉に詰まる。
内容を充分に考えていても詰まるところは詰まってしまうし、なんか違うこと言い始めるしと自分のコントロールが全然効かない。
脳内音読だけでなく複数回声で読み上げておくのはオススメできる。
一人で読むより人に聞いてもらった方がいい、という言説については、僕は特に差を感じなかった。
人に聞いてもらうメリットとしては、実際の面接に近く何を先に聞かれるかわからないところだと思う。
僕は一人で読んでいるほうが気楽だったので人に頼ることはなかったが、僕自身はこれでうまく喋れた。人によると思う。

面接本番

面接の場ではそう何個も意識できるほど余裕はないので、3つだけ気を付けていた。

ながら行動をしない。

喋るというよりは喋る前の面接室に入る段階の話。
僕はここのビジネスマナーに自信がなかったが、これだけを意識していたところ所作はきれいに映ったっぽかった。

ながら行動と言うと分かりづらいので、具体的な例を示す。

  • 「失礼します」と言いながらドアを開けない、言い終わってから開ける。
  • 入室しながらドアを閉めない。入室しきってから、振り返ってドアを閉める。
  • お辞儀をしながら座らない。お辞儀で顔を上げ終わってから座る。

突き詰めて考えていくと、結構ながら行動していることが多かった。
一つ一つを終わらせてから次の行動をすることを意識し始めてから落ち着いた所作になったと思う。多分。

素直に喋る

よくあるのは「大学での研究内容を教えてください」→(研究内容なんかまだないよ~~)というやつ。

こういうのは、素直に「研究内容はまだないです」と言うようにしていた。
だって大学の方でまだ教えてもらってないんだからしょうがないじゃん。
適当にでっち上げてもボロが出るだけなので、素直に言ったほうがいい。

ただ、単にないよと言って会話を終えると情報が増えない
そこで会話を失わないように、代替情報をつけることは心がけていた。

  • 「研究内容を教えてください」→「研究はないんですけど、こんな内容の勉強はしました」
  • 「この課題をどう解決しましたか?」→「結局解決できなかったんですけど、こうやったらいけたかもって今は思ってます」

みたいな。
ここでちょっとした嘘をつかない立ち回りをすると、聞かれて嫌な質問が少なくなると思う。

「ちょっと考えさせて」を言う。

質問に対してぱっと思いつかないことは実際に何回かあった。

そういう時にとっさに出た答えを言ってしまうと、本来言いたかったことが言えなかったりして面接の流れがめっちゃ不利になる。
ので、「少し整理する時間をいただいてもいいですか?」といつでも言えるように心の準備をしていた。

あまり長く考え込まないことと、あまり何回も使わないことさえ意識していれば、むしろ使っていった方がポイントは上がると思う。多分。



これ以上のことは多分頭に入ってても本番で思い出せないと思う。
本番で意識することはとにかく少なく。

面接で喋れるガクチカがありません助けてください

無理やりでっち上げてもバレるからちゃんと頑張ったこと作れ!!

というのが正論なんですけど、そんなことを言ってもしょうがない。

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ガクチカっぽく見える手法としては以下の五つが含まれるエピソードを何か考えるのがいいと思う。

  • なんかインパクトある数字(サークル員数2倍とかそういうの)
  • それに情熱を注いだ理由(モチベーション)
  • それに関して苦しんだ経験
  • 業界の志望理由に話を繋げられる経験
  • それに関してやってよかったと思った経験

数字が一番大事で、次に情熱が大事。
新卒採用なんてよっぽど高いレベルの企業じゃなければ情熱採用なので、情熱が一番。
なのでガクチカポケモン!は全然ありです。
採用担当視点インターンとかバイトリーダーとか聞き飽きてるので、ガクチカポケモンを言うやつはちょっと面白いなって思ってくれると思う。
苦しんだ経験があるレベルの取り組みであれば、趣味でもガクチカとしては充分な点数が取れると思う。
自分が頑張ったと自分で認められるものをガクチカにするのが結局一番パワーが高いというのが僕の結論だった。
自信を持って喋れるし、予想してなかった咄嗟の質問にも対応できるのが偉い。
逆に言えば苦しんだ経験がない程度の趣味だとガクチカとしては浅い。苦しさを伝えると途端にリアリティが出るので、ガクチカの本質は苦しみにあると思っている。

ガクチカポケモンじゃダメだわ」とか言ってるやつは、単にそいつが情熱注いでない/情熱を伝えられていないだけなので、無視したほうがいい。

逆に言えば、自分がそこまでポケモンやサークル運営に真面目に取り組んでいないならポケモンを使うべきじゃないことも注意。

使ったサービス

使ったものの使用感を全部書いておくので、参考までに。

大学のキャリア支援センター:tierS

全ての就活やる気ないニンゲンのオアシス
具体的には以下の性能が強い。

  • エントリーできる企業が書いてある
    • 自分から業界絞り込んで探すとかやらなくていい。
    • 最後までこれに頼りきりだったので、企業探し結局よくわかってない。
  • 相談員がいる
    • まぁ参考程度にしかならないものの、不安になったこと何でも聞いていいのは助かる。
    • 僕は学校推薦をしてもらうための手順を一切読まずに全部メールで質問して次にやること教えてもらってた。楽。
  • 推薦ルートがある
    • 精神安定剤
    • とはいえ普通に落とされるのであんま関係ないかも。でも採用担当視点だと、推薦なら逃げられることがないのでめっちゃ安心できると思う。やっぱり強い。

推薦ルートは僕としては目に見える恩恵はなかったと思う。
推薦ルートの恩恵は主に2つ。

  • ESとか適性検査のスキップ
  • 面接での多少の点数バフ

僕はESと適性に自信があったので恩恵を感じなかっただけで、この辺が苦手な人はめっちゃ恩恵感じるかも。
面接での点数バフは多分あったと思う、わからないけど(そういう意味で、目に見える恩恵はなかったの表記)。


キャリア支援センターの欠点は一つ。
自分から使いに行かないといけないこと。
少なくとも僕は、大学から「キャリセンありますよ」とかそういうアナウンスはほとんど来なかった。
学生サイトのニュース一覧にちょこっと載っているだけなので、それをきちんと追ってしかるべきところに連絡するまでの導線がないのが唯一弱い。
なんというか、本当にサポートなので全部任せて受け身で就職が決まるわけではなかった。
ここは立ち回りで何とかできる部分ではあるので、キャリア支援センターでは受け身姿勢になれるわけではないことに注意してほしい。

マイナビ:tierA

よくイメージされる就活は大体これだけでいい。
tierA+くらいはある。

大手サイトなだけあって、企業探しするときに一番わかりやすかった。
マイナビ上でエントリーとかも割と多いので、使わないことは多分ないと思う。
就活を振り返ってみると、企業を探す目的のサービスはここだけ使ってればよかったと感じている。

ビズリーチキャンパス:tierA

就活初心者性能◎

企業を探す目的では一回も使わなかった。
ここの僕の使用方法は、就活セミナーの受講。

全くノウハウがない最初期段階の育成としてかなり参考になったと思う。
申し込むサイトがUI使いやすい、質も少なくとも低くはないので、ここで育つのはかなりオススメ。
育ってからは全く使わなかった。

キミスカ:tier A-

スカウトが来るので場数を踏むのに最適
中期~終盤にかけて、企業探しとして使用。
他のと違って、ESをあらかじめ登録しておいて企業からスカウトがくる形式のサービス。
ESに自信があったので、中身を最初から見てもらえるならいいところが見つかるかもしれない、と利用していた。

使った感想としては、場数を踏むのに最適だった。
よく「適当な企業に申し込んで場数を踏む」と聞くことがあると思う。
これは実際大事だと思ったが、これをやるためにいちいち全部ES書いてたら疲れて死んでしまう。
そこを、ESがあって企業の方から寄ってくる形式でやれるのはかなりアドだった。
企業を探さなくてもいい、いろんな業界から来る、ES書かなくても面接させてくれる、と場数踏み性能は最強だった。

ただ、寄ってくる企業は99%名前も知らない中小企業なので、最終就職先を探すための利用は微妙な気がする。
ベンチャーがいいぞいとかいう人とか、個性が尖りすぎてる人とかはいいかも。

他にもいくつかスカウト形式のやつはあると思うが僕はあまり使っていなかったので、他のスカウト系との比較はできていない。
スカウトに特化してないサイトのスカウト機能についてはちらっと使ったものの、情報量が全然違ったので使うならちゃんと特化してるやつ使ったほうがいい。
具体的には、スカウト特化してるサイトは「学生側に選択の主導権がある」ことを理解しているので、給与形態だの休暇福利厚生だのが結構詳しく書かれている
僕は結構この辺の基礎企業パワーで足切りしていたので、これらが書いていない別サイトのスカウトは無限に悪口を言っていた。


あとこのサイトの一番の強みは
承認欲求が満たされること
一企業当たり一か月に送れる通数が限定のスカウトとかいう仕様があって、なんか知らんがむちゃくちゃ褒めてもらえる。
もらうと結構自信が回復するのでオススメ。
就活において自信ゲージの管理はむちゃくちゃ大事なので、結構偉い。


あと、たまにむちゃくちゃ面白い人事の人がスカウトしてきて喋るのが楽しかったりする。
たぶん自分が中小企業で企業として弱い側なのを理解していて、スカウトメールを面白くしたり話を面白くしたりして大企業と差別化してるからだと思う。
就職先を探すという一点においては振り返ってみると必要なかったなぁと思うものの、過程でかなり役に立ってくれた。


一つ文句を言うなら、サイトもアプリもUIがゴミのゴミのゴミ
なので、やるなら他のスカウト特化系サイトも使い比べてみてほしい。

ONE CAREER:tierB

過去問的役割のサイト
ESとか面接のレビューが乗ってるサイト。

企業探しとかは一切使っていなかったが、志望度高い企業の過去の面接やらをカンニングできるので精神的にはかなり安定した。
実際に役立ったかどうかはもう全然覚えていないが、多分役に立ったとは思う。
これまでの大学の授業を過去問で乗り切ってきた人には大いに役立ちそう。
とはいえ過去問はあくまで過去問なので、信用しすぎないように。

ミキワメ:tier¥

金が稼げる!!!

なぜか知らないが、就活イベントに出るだけでめっちゃアマギフもらえる。
イベントの質は控えめに言ってぽんこつなので、割のいいバイトだと思って受けたほうがいい。
就活時期にしか使えない短期バイトだと思って結構申し込んで結構稼いだ。

リクナビ:tierなし

個人的にはゴミだと感じた。
サイトのUIが悪すぎてマイナビの劣化だと思って以降使っていない。
でも大手?なのには理由があるはずなので、このレビューはあんまり信用しないでください。
使ってないからよさが分かってないだけかもしれないため。

キャリタスUC:tierなし

大学と提携してるとかで使ったものの、なんかいまいちよくわからなかった。
パッと見別にマイナビでよさそうとは思った。
これも使ってないだけなので信用はしないでください。

外資就活ドットコム:tierなし(¥?)

結構初期の方に登録したが、なぜ登録したのか全然覚えていない。
そういえばアマギフ目的だった気もしているので、¥を付けておいた。

楽天みん就:tierゴミ

電話ゴミすぎ
ONECARRERと同じ過去問目的で登録した。
口コミが見られるだけなのであまり情報としての価値はなかった。精神安定剤にはなるかも。

一方でどうでもいい就活アンケートで電話してくるのでキレそうになる。
絶対に登録しないほうがいい。

就活エージェント系:tierゴミ

キャリアセンターの完全劣化

一応使ってみるかと思って使ってみたものの、なんかあんまり必要なかった。
ESの催促とかでメールが来るのでがめんどくさい。
これは当たったエージェントが悪いのかもしれないが、頼りがいもないし口調が馴れ馴れしいしあんまり好きになれなかった。

これ頼るならちゃんとキャリア支援センターを頼ったほうがいい。
電話が来ても断りましょう。




あとなんか使ったサイト思い出したら追記します。


就活の流れを教えろ定期

それっぽいもの書いときます。
正解かは諸説なので参考までに。

3年春~夏

この辺りから意識はし始めていた。
とはいえ、いきなり企業情報とか探し始めても初心者はボコボコに打ちのめされて嫌な気持ちになるだけ。
弱いうちはまず自分の育成が大事。ポケモンユナイトと一緒。
↓やること

  • 就活セミナーに参加する
    • 就活用語解説するタイプのやつ(DXって何?とかそういうの)
    • ESを書くコツ
    • 面接で喋るコツ
    • 適性検査のコツ
    • ~~業界を解説系(既に志望がある場合)
      • 上に書いた通り、初期育成の点でビズリーチキャンパスはよかった
  • ガクチカなど質問されるであろう内容に対する返答を考え始める
    • メモ帳アプリとかで文章にしておくとよい。
    • 僕が使っていたのはこれ→Evernoteはてなブログの下書き。
  • インターンとかに申し込んでみる
    • インターンは本選考の模擬戦程度の認識、受かる目的でやらないほうがいい。
    • ESの内容とかを精査する時間はなるべく長い方がいいので、早めに模擬戦を始めておく程度の認識。
  • 単位を先に取っておく
    • 4年のガチ本番で単位にも追われると死んでしまうため。
    • 僕でいうと、4年前期は8単位4授業を残していた。日程調整が若干面倒だったが、忙しすぎることはなかったのでここが耐えラインだと思う。

正直この段階はなくても何とかなる。

3年秋~1月

ぼちぼち企業を探し始めたほうがいい。
まだ時間はあるので、中期の情報収集がメイン。
インターンとか早期本選考には多少積極的に行くと実戦経験が積める。
多少ファイトもするけど基本的にはファームで。

  • インターンに申し込んでおく
  • 数を打つ企業探し
    • いろんな企業を知る意味でも、面接の場数を踏む意味でも数打ったのはよかった。
    • 業界未定なら適当に名前の知ってる会社のインターン/早期選考にどんどん投げていくとよい
    • ここはまだ気楽に行って大丈夫。
    • 僕の場合はここで数打ち性能の高いキミスカが光った。
  • 適性検査の勉強
    • 適性検査も何回も受けてみたほうが時間感覚を掴めてよかった。
    • 普通に適性をやろうとするとお金がかかるので、選考が適性付きのインターンにでもたくさん申し込んで費用を企業負担にするとお安い(最悪)。
  • 単位を先に取っておく
    • 4年のガチ本番で単位にも追われると死んでしまうため。
    • 僕でいうと、4年前期は8単位4授業を残していた。日程調整が若干面倒だったが、忙しすぎることはなかったのでここが耐えラインだと思う。

3年2月~

本選考開始。
ここから気合の出しどころ。

  • 志望サイトの選考日程などを調べる
    • どんなに早くても本選考受付開始はこの辺りからなので、遅れないためにも早めに調べ始めておくとよい。
  • ESの内容・面接で喋る内容の精査
    • 何回も面接する中でより伝えやすい方法とかそういうのは随時考えよう。(小並感)


最速企業の選考日程イメージとしては
-2月 → ESを書く月

  • 3月 → ES書く・適性受ける月
  • 4月 → 本選考一次面接
  • 5月 → 本選考二次面接
  • 6月 → 本選考最終面接・内定

みたいな感じだと思う。
これはかなり早い方で、ほとんどは企業ももうちょっと後ろにズレる。

あと、僕は5月からキャリア支援センターでリスタートして間に合ったので、コケても焦らずに。

就活用質問リスト

ここに書いてあることは大体余さず使ったので、言えるようにしておいた方がいいです。
逆に、ここに書いてあること以外のことはあんま聞かれたことない。記憶がないだけかもしれないけど。

志望動機

流石に誰でも考えてる。
浅くない志望動機にするコツは一つ
「他の企業・業務と完全に差別化すること」
他の会社を下げて、志望する会社を上げて、何でもやって差別化する。
このときに実体験に基づくものが判断基準だとよりよい

ゲームが好きだからゲーム作成会社を志望しています ←ゴミ

→ゲーム作品を作るのではなく、ゲームを売る会社に入る選択肢もある (業務内容の差別化)
→たくさんあるゲーム会社の中で、特定のゲーム会社じゃないといけない理由 (他企業との差別化)


他企業は結構たくさんあるので、いくつかの条件をかけて、全部満たすのはお前だけって言うのがよい。
よく言うのは裁量権があるとか社員教育が充実してるとかそういうやつ。

働く理由

志望理由をより強くする方法として、そもそも働く理由を詰めていくというのがある。
働かなくても生きていける方法がある中で、なんで働くのかを元に志望理由を組み立てるとむちゃくちゃ説得力が出てよかった。

僕は↓この辺りを考えて働く理由を組み立てた。

  • 生活保護のみ生活との違い
  • フリーター生活との違い
  • YouTuber生活との違い
  • お金の使い先
  • 社員教育が欲しい理由

会社に入ってやりたいこと

志望動機に隠れて忘れがちだが、これは本当に毎回聞かれた

会社に入ってやりたいことの範囲は広くて、全部きちんと詰めておいた方がいいので大変。

  • 就きたい部署
  • 関わりたい製品/サービス
    • 出してる製品のどれに興味を持ったかを聞く
    • 御社ゲームもカードもアニメもやってるけど、僕はアニメに興味がありますよみたいな。
  • 製品/サービスのどの面に関わるか
    • 機械を作ってる会社でいうと、ソフトが作りたいのかハードが作りたいのかみたいな。
    • 御社のアニメの中でも、僕は脚本に興味があるよ。俺は作画に興味があるぜ。みたいな。
  • 他の製品/サービスへの興味はあるか
    • 一番興味がある製品以外にも興味を持ってる方が扱いやすい、のか?
    • アニメ以外に使えないの渋いなーーみたいな気持ちになるのかもしれない。

たぶんこの辺り?会社によってはもっと詰めといたほうがいいかも。
とにかく、その会社に入ってどんな仕事をしたいのかはあらゆる方面から言語化しておいた方がいい。

会社の製品/サービスとの関わり

会社に興味を持ったきっかけとかは話せるようにしておくといい。

逆質問

なんか独創的なの考えておくといいかも。
質問と言いながら、ちょっと聞く形を変えた自己アピールの場であることは覚えておくといいかも。
私はここまで調べていて、ここについて疑問を感じるようなニンゲンです、という方向からの自己紹介タイム。

以下よく聞くやつ

  • 福利厚生について → 採用サイトに書いてあること聞くと死ぬ
  • ちゃんとしたプログラミング経験とか英語とかって必要ですか
  • 今後こういうことになりそうだけど、この会社はどうついていくんですか
    • 今でいうと、これからリモートから対面に戻りがちだけど、どういうバランスで仕事するんですか、みたいな。
  • あえて新卒を取る理由、新卒に求めているもの
  • 入社までにやった方がいいこと
    • これ実は全人類聞いてるからちょっと違うかも。
  • 御社の強み弱み
    • 個人的にはあんまり好きじゃない。新卒がそれ聞いてどうすんのよみたいな気持ちになる。理由があれば、それを一緒に説明したら逆にいい質問かも。

最近気になったニュース

これ本当に困った。
なぜならニュースを全然見ないので。
これはもう適当なこと言ってツッコまれると浅さが露呈して死ぬので、素直に興味持った社会的ニュースを言うといいと思う。

自己PR

過去の経験を元に形作るといい。
「こういう経験をしたから」こういう能力を持っていると思っています。
って形で言うと、経験の部分は確認のしようがない=否定しようがないので、説得力が上がる。

自己PRなんかないよ;;って人は、自分がいつも苦労せずにやっているなぁということを考えるといいと思う。
自分が気合で頑張ってやっていることより、頑張らなくても気づいたらできていることの方が真の能力がち。

大学で学んだこと・研究成果

なんか一個、興味を持った学問について話せるようにしておくといい。
ないよって人は頑張って考えて。一個くらい楽しかった授業ない?

僕の場合は相対性理論、SFで知ってる知識が本当に計算できて面白いんですよみたいなことを言っていた。
学問に関することだけはオタク語りしてもなんか分からんけどすごーいって感想になるので、語り得。

ゼミや研究室に入った理由

大学で学んだことに似てる話。
なんでその研究室/ゼミに入ったの?=どんな研究に興味を持ったの?
という感じ。
友達欲しかったから、みたいな本音理由も素直に言ったほうがいいと思う。
それはそれでコミュニケーション能力がアピールできるので。
楽にガクチカが欲しかったから→先生の話で興味を持ったから、とか。

サークル活動

どんなことしてたの?は結構聞かれた。僕がポケモンサークル云々って書きすぎていただけかもしれないけど。
新歓頑張ったとか、文化祭頑張ったとか、そういう話ができる。
遊んでたならサークル活動はただ遊んでただけですって素直に言って、マイナスにはならない立ち回りをするほうがいい。

学生時代に力を入れたこと

苦しんだ経験を言おう!!!

大体ガクチカを言った後に「その事柄で工夫したことは何ですか?」「苦労したことは何ですか?」って追い打ちがされるので。
これの返答に困るようではガクチカとして不適切。

あとは、具体的に言える数字があると偉い。
大会で何位でしたとか、サークル員数2倍にしましたとか。

就活の軸(企業選び基準)

志望動機の元になる考え方ではある。
自分が就職したい会社に要求したい条件一覧を作っておく。
その条件を付けた理由とその元になる経験も忘れずに。

下っ端にも発言権がきちんとある会社がいい。
→上司がきちんと誤りを認められる人であってほしいから。
→バイトしてて指摘したのに逆ギレされた経験がある。

金が欲しい。
→親に恩返しするための継続的な資金源が欲しいから。
→親にはたくさん感謝しています。

趣味

自分の趣味くらい堂々と言え!!!
こんな社会だし、よっぽど公序良俗に反していない限り、別に差別されることはないと思う。
話題作りの一つなだけの場合が多いので、むしろ熱量を持って説明してあげると、趣味のあるしっかりした人なんだなみたいな印象になると思う多分。
趣味が問題と言うより、堂々としていない態度が問題だと思うので、自信を持ってほしい。

適当に読書が趣味とか言うと、じゃあどんな本が印象に残ってる?とか深くまで聞かれて詰むので普通に語れる趣味選んだほうがいいって話もある。

自分の強みと弱み

これも自己PRと大体同じ。
そう思った根幹の経験も含めて語るのが大事。
こういうことで褒められたので嬉しかったとか、原始的感情も混ぜるとリアリティが出てよい。

自分を一言で表すと

結構な回数聞かれた。
これも結局、自己PR/強み弱みの聞き方を変えただけなので、用意しておけばそう難しくはない。
僕はモノに例える手法を取っていた。これ楽。

自分の性格→自己分析・他者評価

自分の性格については、2パターンあった。

  • 自分の性格を自分でどう思いますか
  • 自分の性格について、周りの人からどう言われますか

これも強み弱みの欠点を聞き方変えたバージョンな節がある。

完璧主義者です。
→細かいところまで徹底できます。
→余計なとこまで徹底しようとして損をしがちでもあります。
→細かいところまで配慮できる仕事ぶりって言われる
→細かいところにまでうるさい、気にしなくていいって言われることがある

座右の銘

なんか適当に四字熟語とか探しておいたほうがいい。
咄嗟に思いつけないので。

尊敬する人

これも身近な人でも先輩でもいいので、なんか考えておいた方がいい。
咄嗟に思いつけないので。

キャリアプラン

難しい話。
将来どこを目指しているかを考えなきゃいけない。

  • 最終的に自分がやりたいこと
  • それを達成するために必要なスキル
  • 必要なスキルを身に着ける手段

辺りを言葉にできると何とかなるかも。

最初のうちはシステムエンジニアとして活躍して基礎を身に着けて、壮年頃にはAIの開発がしたい。

10年後の将来像

これも全然よくわからん。
10年後どんな人になっていたいかってなんだよ。
予め考えておかないと本当になんも思いつかないので、何かしら言えるものを用意しておくことを推奨。

  • 家庭を築きたい。
  • ~~の仕事をしたい。
  • 管理職がしたい。
  • ~~で社会に貢献したい。

とかになると思う。分からんけど。

入社してあまり志望していない仕事を振られたらどうするか

これ本当に何回か聞かれた。
いややりますよ以外に学生言わないでしょうよ。
これにちょっと特殊な解答用意しとくと、こいつ色々考えてんなみたいな評価になるかも。

他社の選考状況

誤魔化せるけど、まぁ素直に言ったほうが点数高そう。
内容的に困る話じゃないけど、パッと出てこないガチなので整理しておくとよい。

おわりに

先輩から色々話聞いたら僕も楽だっただろうなぁと思っていたので書きました。
就活がんばってください。
質問とかあったら旧Twitterまで。
質問もらったら/思いついたら適宜追記します。

あんまり自分からリアル話に関してツイートをしたくないものの、一人でも多くの人が楽になったらいいなとも思っているので、
もし参考になったら記事リンク張ってツイートしといてくれると嬉しいです。























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