ほうこうレポート

ほうようポケモン、こうもりポケモン。

【ポケモンGO】GOバトルリーグを始めてみませんか?

はじめに

1週間くらい前にGOバトルリーグにハマってしまって以来ずっとポケモンGOのことが頭から離れなくなってしまったので布教記事を書かせていただきました。
GOバトルリーグにちょっと興味はあるけど何から始めればいいかわからない……という方の後押しになればいいなと思います。


本記事は以下の知識を前提に書いています。そんなにハードルは高くないはず、たぶん。

  • ポケモンGO自体をやってはいるけど、対戦はやってない
    • ポケモンを捕まえる方法知ってたり、レイド一回はやったことあるよくらいを想定してます
  • ポケモン本編のバトルはちょっとくらいは知ってる
    • たまに例えとして出したりします。例えてるだけなので、知らなくても読めます。
    • 誰かと一回対戦したことある、観戦したことある程度で大丈夫です

ポケモン本編」じゃなくて「ポケットモンスターシリーズ」な


※本記事は僕がGBL始めて一週間のころに書いた記事です。
その後、僕自身もお得な育成術などを様々知りましたが、それについてはあまり加筆修正をしていません。
詳しいことを教わるよりもまずプレイして楽しんでみてほしいです。

GOバトルリーグ(GBL)とは?

ポケモンGO内のPvPの遊びの中で、現在遊んでいる相手とランダムにマッチして対戦をするものです。
簡単に言うと、剣盾の「ランクバトル」みたいなやつです。
ポケモンGO内のメニューから「対戦」を選ぶと参戦することができます。

ランク制度もあって、1~20までのランクと、20以上はレーティング数値システムも導入されます。
本当に剣盾のランクバトルみたいな感じですね。

対戦のルール

一言で書くと「見せあいなし3VS3」です。
対戦に連れて行くチームを選んで、マッチングしたらそのまま対戦が始まります。

GBLのルールは結構たくさんあって、大きくは「CP制限」で分けられています。
例えば「スーパーリーグ」だったらCPが1500未満のポケモンしか参加できないよ!みたいな感じにルールが設定されています。
剣盾だとポケモンのレベルを50に統一して戦うようなイメージですね。
それぞれのリーグの名前とCP制限は以下の通りです。

名前 CP制限
スーパーリーグ 1500まで
ハイパーリーグ 2500まで
マスターリーグ 無制限

また、ここから色々派生して、シーズンごとにルールが入れ替わったりもします。
この記事を執筆している2022年9月28日現在では↓の二つのルールでした。

上は通常のハイパーリーグですね。
下はハイパーリーグプレミアクラシック、CP2500までという制限に加えて、伝説のポケモンなどが出場できないルールになっています(いわゆるハイプク)。

どちらのルールもシーズンごとに入れ替わっていて、「特定のタイプ限定で参加できます!」などのスペシャルレートのようなルールが行われているルールもあります。

参考:PvP環境の歴史【GBL年表】
benroncenter.net

魅力

情報商材の勧誘みたいになっちゃうんですけど、僕も最初は「ボタンポチポチするだけのゲームが対戦???」とか思ってたんです。めっちゃ失礼。

やってみると全然違って、かなりポケモン本編のシングルバトルに近いものがありました。
やっぱりポケモンバトルの本質は変わっていなくて、「有利対面を作り続けたい」だとか「相手に一貫しているポケモンは大事に扱ったり残しておく」だとかっていう戦術にしっかり頭を使います。

一方で、覚えている技の数がノーマル技一つ、スペシャル技が多くて二つと情報が少ないのもGBLのポイントです。
持っている技もそう多くない上に強い技は限られてくるので、本編ほどポケモンの型に多様性はありません。
ポケモンごとの相性の有利不利が非常にわかりやすい上に情報が少ない、ということで対戦中に考えなければいけない要素が多くないのが個人的にやりやすいと感じていました。
じゃあゲームが単純かといわれると、打つスペシャル技のブラフをかけたりみたいな戦術もしっかりとあるので、退屈もしません。

あと、1戦あたり大体5分で終わるのも手軽でいい感じです。
1回2回では物足りないなとどんどん対戦してしまいます。



また、これはほかのポケモンコンテンツでもよく言う話ですが、「本編では活躍しないポケモンが活躍する」というのはやっぱり新鮮で面白いです。

「ガラルマッギョ」「チャーレム」「チルタリス」「トドゼルガ」「ギラティナ」とかにが環境上位にいること、本編ではまぁないですよね。
予想外のポケモンが強いこともあれば、本編で強いポケモンがそのまま強かったりもして面白いです。

GBL、楽しい。

始めるには何をすればいいの?

GBLって育成がめちゃめちゃ面倒なイメージありませんか?
僕はありました。
個体厳選とか育成とか大変そうと思っていました。
実際、理想的な個体を使う場合がかなり大変なのは間違っていません。

ただ、本編と違って完全理想個体を使っている人は多くない、というかほぼ0です。
なのであまりその辺を気にしないで、ひとまず対戦に挑戦してみましょう。
こだわるのは本当にドはまりしてからでも遅くないです。


ここからは実際に僕が始めたときにやったことを書いていきたいと思います。

参戦するリーグを決める

忘れがちですがここを考えていないと萎えます。
ポケGOといえばCP1500以下のスーパーリーグのイメージだったのでCP1500のポケモンを育てていたら、今のシーズンはハイパーリーグしかやってないよって言われて躓きました(1敗)

ひとまずポケGOの対戦ボタンを押して、今シーズンのルールを確認しましょう。
その中から一つルールを選んだらOKです。

おすすめとしては

  • ポケモンに制限のない「スーパー」「ハイパー」みたいなのはGBLの基本になるのでおすすめ。
  • 伝説をあまり持っていなくて、プレミアカップがそのシーズンにある場合は伝説がいないルールもおすすめ。
  • 先に各ルールの環境上位ポケモンを調べて、自分が持っていて用意できそうなポケモンが環境上位のルールにする。

くらいでしょうか。
僕は対戦はやっていないもののレイドなんかもたまにやっていたりしたので、自分が環境上位ポケモンを持っているかを最初に確認していました。

使うポケモンを決める

まずは使うチームを決めます。
まずはどんなポケモンが強いのかを調べます。
いくつか見た中で、このサイトが一番正確な情報が載っているみたいでした。
【ポケモンGO】PvPランキング—ポケマピ

載っているポケモンをクリックするとユーザーレビュー付きの個別ページが出るので、そのポケモンがどう強いかも教えてもらえるのがかなりよかったです。

このページと、自分が持っているポケモンを見比べながら使うポケモンの種類を決めました。

大事なのがこの自分が持っているポケモンと見比べるというもの。
本編と違って、好きな時に好きなポケモンをすぐに捕まえられるわけではないので、初めてすぐは環境上位のポケモンは大体持ってませんでした。
また、ポケモンによって育成難易度にも差があります。
CPでしか制限がされていないので、ポケモンによってはめちゃめちゃ高レベルにしないとCPが制限に近づかなかったりします。
当たり前ですがCPが高いほうが有利なので、ひとまずの使うポケモンは以下のように決めていました。

  • 基本的には耐久の高いポケモンが強いらしい。
  • 持っているほしのすなやポケモンのアメで無理のない範囲で強化して、CP1500とかCP2500に近づけることができる。
    • 目安として、CP上限-15くらいなら多分困らないと思います(CP1500上限なら、ギリギリまで強化したときにCP1485くらいなら全然使える)。
      • 注意:実際はCPが1500に近けりゃ絶対強いみたいな話でもないんですが(参考記事)とりあえず最初に始めるならこの基準で充分です。ハマってきたら「SCP ポケGO」などで調べてみましょう。
    • 進化させたりしなければいけない場合は、先にネット上の個体値チェッカー」にかけて、CPが最大でどのくらいらしいということを確認していました。
  • サイトに書いてある強い技を元から持っているわざマシンの個数に余裕がない場合)。
  • 環境上位ポケモン弱点がつける/耐性で受けられそう
  • 強いわざを使える。
    • サイトとかで調べてなんとなく強い技を把握していきましょう。この辺りの基礎知識はポケマピのユーザーレビューが参考になります。
  • 「環境上位のポケモンにチーム3体とも弱くて崩壊」とかならないようにする。

逆に個体値なんかはなんとなく高めだったらいいか~くらいで適当に採用していました。
技開放もとりあえず高いしいいやと適当に。

育成する

育成自体は物資があれば一瞬なので、物資を集めに奔走することになると思います。
多分ポケモンのアメやほしのすなが足りなくなると思います。
特にがっつり稼げる方法はないみたいなので、基本的にはポケモンを捕まえて稼いでいきましょう。
あと、ほしのすなは実際に対戦に潜ると報酬で結構たくさんもらえるので、適当な寄せ集めで対戦を始めてみるのも効率的です。

以下、育成物資の集め方について軽く触れておきます。

ポケモンのアメ


強化それぞれのポケモンの種類
基本的に特にがっつり稼げる方法はないみたいなので、ポケモンを捕まえて稼いでいきましょう。
アメを稼ぎたいポケモンを捕まえるときにはパイルのみを忘れずに。
ポケモンのアメは該当のポケモンを捕まえないと手に入れられないので、最初は諦め気味で、そのうちたまるだろうと思いながらやっていました。
伝説のポケモンなんかはそもそも集まりづらいので、「ふしぎなアメ」を使ってしまってもいいかもしれません。
ふしぎなアメは貴重ですが、対戦したりレイドをしていると案外たまるので、めちゃめちゃ貴重ってわけでもないです。

また、一部の高レベルに到達するにはポケモンのアメXL」なるものが必要です。
現在は入手難易度も緩和されていますが、それでもポケモンのアメXLは始めたばかりではほとんど手に入りません。
とりあえずアメXLが必要なポケモンは最初は諦めていました。

ほしのすな


めちゃめちゃ足りなくなります。
こちらもがっつり稼げる方法はあまりないので、地道にポケモンを捕まえて稼いでいきましょう。

ただしポケモンのアメと違ってこっちには一つ抜け穴があります。
GBLの対戦報酬」で結構たくさんほしのすなもらえます。
なので、適当な寄せ集めでいったん対戦を始めてみるのも効率的だと思います。
低ランク帯だと適当でも案外勝てるので、育成は妥協妥協でひとまず対戦を始めてみるのがおすすめです。

あとは「モンスターボールプラス」を持っている人は、自動でポケモンを捕まえてくれるので勝手にほしのすながたまります。
↓これは、アフィリエイトみたいな宣伝。
www.nintendo.co.jp

わざマシン

いい感じの個体なんだけど、技が強くないんだよな……
そんなときにはわざマシンを使いましょう。
覚える可能性のある技の中からランダムで一つ技を覚える形式なので、結構たくさん消費することは忘れないでください。

こちらは主にレイドバトルの報酬で手に入れます。
星1のレイドはひとりでもまず確実に倒せるので最初はそこから。わざマシンはあんまりもらえません。
星3のレイドは戦力さえそろっていればひとりで倒せるので、弱点をつける強いポケモンが手元に数匹いれば挑戦してみる価値は十分あります。星3レイドだとわざマシンも結構もらえます。
星5、メガレイドは報酬目当てで一人でできるもんではないので、なかまをよぶか、レイドが始まる時刻に突撃してほかの人が集まっているときにクリアしましょう。

あとは、GBLで対戦に潜っていてもたまにもらえます。
やっぱり育成はほどほどに妥協して対戦しようってことですね。


対戦をしよう!!!

ポケモンを用意したら対戦に行ってみましょう。
最初はこれに気を付けて!ということをいくつか書いていきます。

なるべく有利対面を作る。

ポケモンバトルの基本ですね。
初手は仕方ないとして、そのあとは相手のポケモンになるべく有利なポケモンを繰り出すようにしていきます。
相手が使ってくる技はよく覚えておいて、弱点を突かれないかなどを対戦中に考えましょう。
スペシャル技で急に弱点を突いてきたりするやつは、暗記なので最初は諦めです。
基本的にはポケモンのタイプに則って相性に忠実に動いていれば有利対面は作れるはずです。

むやみに交代しない

有利対面を作れといった後にナンですが、むやみな交代は負けにつながります。
というのも、一度交代すると1分間は交代することができません

つまり、先に交代権を消費してしまうと、相手は自分の交代先に有利なポケモンに交代することができる、という状況が作られてしまいます。
特に初手は、弱点を突かれてこちらのポケモンが削れてしまう、という状況以外はなるべく交代しないようにしていました。

有利対面を作り続けたいけど、交代には制限がある、これがポケモンGOの駆け引きを生み出す部分です。

追記
当初「一度交代すると30秒間は交代することができません」と書いていましたがミスでした。
正しくは上記の通り1分間です。ごめんなさい。

むやみにシールドを使わない

対戦中2回だけ、相手のスペシャル技を防ぐ「シールド」を使うことができます。
2回しか使えないことはもちろん、スペシャル技に強弱があることもよく考えなければいけません。
例えば同じスペシャル技でも、「ドラゴンクロ―」はすぐに使える代わりに威力が低く、「りゅうせいぐん」はなかなか使えない代わりに威力が高いです。
スペシャル技によって性能が違うにも関わらず、使えるシールドは等しく2枚だけ。
相手から大きなダメ―ジを受けてしまう技の時にだけシールドを使わないといけない、ということはわかってもらえると思います。

また、「シールドを使うペース」も重要なポイントです。
例えば「相手がシールド2枚を残しているのに、こっちは使い切ってしまった」という状況を考えてみてください。
相手はもうシールドを気にしなくていいので、強い技をシールドで防がれる心配なくバンバン連発できます。
一方こっちはシールドを気にしながら立ち回らないといけないため、当然不利な状況です。
相手のシールドを使うペースに合わせてこっちもシールドを使うことで、相手に圧力をかけることはとても大事になります。

もちろんペースを気にして対戦のカギを握るポケモンが倒されてしまっては意味がないので、その辺りは駆け引きポイントです。

対戦結果を割り切る

「見せあいなし3VS3」という性質上、どうしても勝てない試合は出てきてしまいます。
連れているチームで相性が不利だった場合はそれを跳ね返すのは大体無理です。
全部の試合に勝つことはそもそもできない、ということを分かった上で遊ぶと精神衛生上とてもよかったです。
逆に相性有利なチームで自分が一方的に倒した試合もあるはず、と考えて次の試合に行っていました。
連敗すると悲しくなりますが、1試合が短いので案外1敗は気になりません。

当たり前ながら構築不利が続くようであればチームのバランスが悪いという話になるので、全部割り切っているとあんまりおもしろくないかもしれませんが。

おわりに

ここ一週間で実際にやったことや考えたことなんかをつらつら書きました。
今めっちゃポケモンGOハマってます。
みんなもポケモンGOしよう!!!

サムネ